献灯会 〜明治寺(百観音)

7月の最終日曜日に行われる献灯会。中野区沼袋にある明治寺、通称百観音で行われる行事だ。お灯明をいただき、境内に180体ほどある観音さまのどこかにお供えする。私が子どものころは百数体と聞いていた。ずいぶん増えたものだ。

以前、明治寺のホームページでこんな素敵な言葉で紹介されていた。

百観音献灯会。

真っ暗闇の中では、手に持った灯明で自分の足元を照らそうとしても、光に目が眩んで見えやしない。
そこで、ちょっと目の前から火を逸らしてみる。ちょうど隣の人の足元も照らしてあげようとするみたいに。
すると、自分の足元も見えるようになる。
照らしてあげるつもりが、実は照らされている。

献灯会はそんな行事です。

観音さまのお顔をのぞきこみながら、境内を歩く。不思議とスッと波長が合う観音さまに出会えるもので、灯明をお供えする。

毎年ガムラン演奏が行われ、境内はますます幻想的になる。室内の音楽会でガムランを聴いたことがあるが、音が響きながら空に溶けていく屋外ならではの趣きが好きだなと思う。

強いられることなく、信心が深くなっていく。

 

亡くなられた先代のご住職と親しかったさだまさしさんが、毎年時間を捻出して訪れてくださる。亡くなられた方へ、いつまでも変わらない思いを持ち続けることを尊敬する。

さだまさしさんの『献灯会』という歌は、ここのことである。

ちょっちょ
集まったお灯明代は、世界の貧しい子どもたちに寄付されます

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ちょっちょです。
4人の子どもと4人の孫に恵まれましたが、パートナーはおりません。たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん楽しんで、たくさん悩んだ波瀾万丈な人生。まだまだ面白がろうと思っています。
私が感じていることが、どなたかの心に響けば幸せです。
Ally(アライ)であることを表明しています。

※万覚帳(よろずおぼえちょう)とは、まだ余白がある帳面のことです。雑記帳、メモ帳