【け】けんだまと劇団四季とゲーテ

パフォーマンスはお好き?

我が家の4人の子どもたちは、私と違ってグイッと前に出るタイプではない。ジャグリングやマジックなどのパフォーマンスが小さいころから好きだった子どもたちだが、人前で披露することは念頭にないようだ。けん玉もコツコツと面白がってやっていてまあまあ上手かった記憶がある。

出来なかったことが出来るようになるのが楽しいのだろうか。ルービックキューブも素早く仕上げるし、いまだに家の中にはパズルが置いてあったりする。

いろいろと器用に出来てしまうのも、まったく私に似ていないなと思う。

CAPSを演る大学生時代の末っ子。これとてグイッと出ているわけではなく

好きなことのある人生

タイプは似ていなくても、娘二人は私と好きなものが同じである。長女はディズニー、二女は舞台。そこには劇団四季の影響も大きいに違いない。

すぐに売り切れてしまう安いC席を予約するために、発売日当日必死にチケット取りを行う母親を見てきたことも、マニア気質をすくすく育てたような気がする。

私の初劇団四季は1995年の『美女と野獣』で、その後いろいろな作品を観て通算81回。20年以上なので決して多いとはいえないが、生涯100回は観られるだろうか。来年早々に娘と孫と『魔法を捨てたマジョリン』を観に行く予定で、今から楽しみである。

娘たちと趣味が重なっているのは幸せだ。その温度も私にとってちょうどよく感じる。

6年前の孫たち初観劇。小さかったなぁ。

四季のチケットは縦2段使ってファイリング

広がりの先には

実は最近あまり劇団四季は観なくなっている。他に観たいものが増えてしまい、致し方ないといった状態。

何かを知ることが、これまで縁がなかった世界に興味が湧くきっかけとなる。地面にチョークで丸が書いてあって、その丸に飛び込むと目の前にまたいくつかの丸が現れる感じで、次にどの丸に進むかは自由。その選択を楽しんでいる。

東京音大でサックスを専攻していた石丸幹二さんが、藝大の声楽科へ進学し直したきっかけがジェシー・ノーマンの『魔笛』だと知れば、その曲も聴くし久しぶりにゲーテも開くし、といった具合に。

深く語るほどの素養は何もなく、本当の良さが分かるのかと問われれば、分かってはいないと答えるしかないのだが、それはそれで良いのではないだろうか。求めて学んでゆけば、より深い歓びが待っているかもしれないけれど、私は私にそれをしないことを許しているのだ。

努力をする人を尊ぶことと、自分の努力不足や不勉強を恥じることは別のことである。

私は、自分を追い詰めず、自由に感じることを許したいと思う。

『石丸幹二のクラシックへようこそ』は、私のように馴染みのない人にピッタリ

ちょっちょ
『ファウスト』、読み返してみようかな。秋の夜長に似合うような気がします。

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ちょっちょです。
4人の子どもと4人の孫に恵まれましたが、パートナーはおりません。たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん楽しんで、たくさん悩んだ波瀾万丈な人生。まだまだ面白がろうと思っています。
私が感じていることが、どなたかの心に響けば幸せです。

※万覚帳(よろずおぼえちょう)とは、まだ余白がある帳面のことです。雑記帳、メモ帳