【き】切手と北鎌倉と岸田今日子

いつも見ていてくれる人

4年前、コーラスのコンサートを聞きに来てくれた従姉からハガキが届いた。それも、母が好きだった美空ひばりの切手で。
母からの感想にも思えて、少しだけ涙が出てしまった。

自分にとって初めての姪である従姉のことを、母は特別に可愛がっていた。家にもよく遊びに来てくれて、私は幼稚園のお誕生日カードの一番好きな人欄に「のりこねえちゃん」と書いたほど懐いていた。

私にはいとこが9人いるが、みなとても私に優しい。母の兄姉もその連れ合いも、東京で一人で子育てしながら懸命に生きている母を心から応援してくれていた。いとこたちは「由美ちゃんは一人っ子なんだから、あんたたちが気にかけてあげんといかん」と言われてもいたようだし、まあ元々心根が優しい人たちなのだ。

のりこねえちゃんは、今は私だけでなく私の子どもたちのことも何かと気遣ってくれて、本当に有難い。昨年、さだまさしさんのチャリティコンサートに誘ったら、従姉二人で来てくれた。
今年はまだ一度も会っていない。ブログを書きながら不義理に気づく私である。

憧れの場所、青木山荘

朗らかで親切な年上の女性に弱いのは、のりこねえちゃんの影響が大きいかもしれない。昨年、コーチングの勉強会でご一緒した青木理恵さんもその一人で、北鎌倉にお住まいで『青木山荘』としてスペースを開放していると伺い、北鎌倉はすっかり憧れの場所になってしまった。

その理恵さんが青木山荘でワークショップを開催すると知って、内容にとても興味がわいたので、早速申し込み。そこで「開花宣言インストラクター」になり、Points of You®に出会い、再び青木山荘でPoints of You®認定トレーナーを受講して、会社にパラレルキャリアを申請して、友人のおかげでワークショップを開催できて、、、、

コーチングの勉強会に参加するきっかけとなったマキヨにも、理恵さんにも、Points of You®のマスタートレーナーの由美さんにも感謝感謝である。

いろいろな新しいことを教えてくれる北鎌倉『青木山荘』。いつかここを借りて、何か行うのが私のひそかな夢である(ここに書いた時点で、ひそかでも何でもないけれど…)。

店はなくなってしまっても

場所といえば、長年住んでいた沼袋には馴染みの店が何軒もあって、思い出もたくさんある。

今の会社に入ってから、池袋で親睦会があった。楽しく過ごしていたらお店の人に「つるさんですか?」と声をかけられた。じっと顔を見たら、沼袋の呑み屋で働いていたお兄さんでビックリ。同僚が私に「つるさん」と話しかけているのを聞いて「えっ?」と思ったら私だったというわけだ。
そのお兄さんは、私の誕生日にキャベツ丸ごと一個のロールキャベツを作ってお祝いしてくれたことがあり、私もお兄さんもそのことを覚えていて、おおいに当時を懐かしんだ。

一度だけだが、その呑み屋で岸田今日子さんを見たことがある。カウンターの席から聞こえてきた「このお料理はどんな味なの?」と言う声があまりにも特徴的だったので、思わず声の主を確認したら………。やはり岸田今日子さんだった。

ムーミンの声や「大奥」のナレーション、個性的で巧みな演技で有名な岸田今日子さんだが、私は童話作家としても好きだったので、心の中で大興奮していた。わあ、わあ、わあ、みたいな。

その店も、隣にあった後輩のショットバーも、今はもう閉店してしまった。駅前の西友ももう無い。

思い出だけが、今もキラキラしている。

在りし日のエンゼル。 ※画像はお借りしました

ちょっちょ
安野光雅さんの絵の切符、「北鎌倉→木更津」なんですよ

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ちょっちょです。
4人の子どもと4人の孫に恵まれましたが、パートナーはおりません。たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん楽しんで、たくさん悩んだ波瀾万丈な人生。まだまだ面白がろうと思っています。
私が感じていることが、どなたかの心に響けば幸せです。

※万覚帳(よろずおぼえちょう)とは、まだ余白がある帳面のことです。雑記帳、メモ帳