川越散歩 旭舎文庫~むすびCafe~新河岸川

後世へ引き継ぐまち

映画でも見ようかと思ったが、川越でのんびり過ごそうと決めた連休最終日。久しぶりに氷川神社まで散歩に行こう、彼岸花が咲いているかもしれない、そう考えて昼前に家を出た。

いつも通る道ではなく、今日は札の辻をまっすぐに進んでみた。歩いているうちに、ほしおさなえさんの小説『菓子屋横丁月光荘』に書いてあった「旭舎文庫」を思い出したのだ。

角に建つ「あさひのやぶんこ」と読むその建物は、黒塗りではあるが重厚というよりこざっぱりしている。引き戸を開けると、ショーケースに昔懐かしいおもちゃが並んでいた。少し眺めていると「初めてですか?」と係の方に声をかけていただき、説明をしてもらえることになった。

以前は駄菓子屋だったこの建物は、店主が店をたたんでから老朽化が進んだそうだ。築150年以上の貴重な建物であること、近隣の子どもたちの思い出がたくさん詰まった場所であることから、存続を望む声も多く、その声に応えて川越氷川神社が買い上げて、修復と耐震化を行ったということだ。

あっぱれ、川越氷川神社!!

この和室で友だちとゆっくり話をしても良いそう

2階はいかにも古民家といった感じ

出来るだけ最初の形に復元するという方針で、3年かけて修復されたこの建物は、とても居心地がよい。ひと通り話を聞かせてもらった後、ゆっくりしてくださいというお言葉に甘え、冊子を読みながらだらだらと1時間もお邪魔してしまった。

川越のフリーペーパーが面白く、ずっと読んでいた(もう手に入らないもの)

「ぜひお友だちも連れてきてくださいね」と言われて、小学生のように元気よく「はい!」と答えて旭舎文庫を後にした。

縁起のよいものを身体に

氷川神社に「あたしゃ感心したよ(まるこ風)」と呟きながらお参りした後、隣の氷川会館の「むすびCafe」へ。おむすびを注文。

にんじんも結んである

しっかり味わって食べた。鯛飯も美味しい。

川越いもと洋梨のケーキも美味しい。お芋の季節=川越の季節だもんね。

土手を染めはじめる秋

氷川神社の裏手の新河岸川では、春は花筏、秋は彼岸花が楽しませてくれる。

季節ごとの花に今年も出会えるのは幸せだ。

花の名前を知らなくても
花を美しいと感じるように、

幸せの定義を語れなくても
幸せを感じることはできる。

そう思った。

ちょっちょ
お肉屋さんの「辻の吉野家」で夕飯用に黒豚メンチカツを購入。黒豚は埼玉県産です

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ちょっちょです。
4人の子どもと4人の孫に恵まれましたが、パートナーはおりません。たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん楽しんで、たくさん悩んだ波瀾万丈な人生。まだまだ面白がろうと思っています。
私が感じていることが、どなたかの心に響けば幸せです。

※万覚帳(よろずおぼえちょう)とは、まだ余白がある帳面のことです。雑記帳、メモ帳