【ね】ねずみと寝起きとネマニャ・ラドゥロヴィチ

夢の国の夢を見る

ネズミーランド、じゃなかった、ディズニーランドとディズニーシーが大好きである。

1983年にランドが開業するとき、友人から「オープンの日は徹夜で並んで入ろう!」と誘われて、「うん。いま妊娠中だけど四月はもう安定期だから大丈夫!!」と答えて、顰蹙をかったことを覚えている。私の意気込みはあえなく却下された。

その後ポロポロと続けて子どもを産んだので、結局私の初インパークは数年後になってしまった。別れた夫は、家族と出かけるという言葉を辞書にもたない人だったので、一人で連れていけるまで待った感じだ。

子どもが大きくなるにつれて訪れる回数は減っていったけれど、好きという気持ちに変わりはない。自分が行かなくても、知り合いのインパークをFacebookやInstagramで見るだけでワクワクする。夢の国を夢見るだけで非日常の気分になれる安上がり体質である。

人を“開拓型”と“リピーター型”に分けたら、私はあきらかに“リピーター型”だ。未見のUSJも行けば楽しいことは分かっているが、わざわざ足を運ばない。気に入ったものに繰り返し触れるのが好きで、アトラクションもお気に入りのものを押さえれば後は何も乗らなくても良いくらい。旅をするとしたら「今年はどこに行こうかな」ではなく、毎年安曇野や松本に行きたいのだ。

常に新しいことにチャレンジしているように見えて、実はそうでもない私である。

今風に言うと“ワンオペ”?  20年以上前。

実は私はのび太です

私が自分の活動をよく発信するので、「忙しいのにマメだよね(@_@)」と言われることがあるが、そんなに忙しくないし、マメでもない。

あちらこちらに出かけられる理由は、電車で移動することが苦でないので、好奇心にまかせて会社帰りにヒョイヒョイと寄り道してしまえることが一つ。家事に時間を割かなくていいので、夜遅くなっても平気なこともそう。そして睡眠時間の短さが大きいのかなと思う。

最近は、夜中の2時まで起きていると朝6時になっても目が覚めなくなったが、以前は目覚ましが鳴らなくても5時台に起きていた。3〜4時間の睡眠が続いても大丈夫なのだ(5時間だと楽)。いびき・寝言・歯ぎしりの三点セットを保有しているので、睡眠の質が良い訳ではないと思うが、寝起きもすごく良い。

一昨年、同僚を家に泊めた翌日、「翌日が会社の日はツルさんの家には泊まらない!」と宣言された。「こんなに朝早くからテンションMAXなんて…。出社前に疲れちゃう…」と。朝から喋り倒したうえに、歌ったり、踊ったりしたからか。

睡眠時間が少ないうえに、起きるなりすぐ活動ポジションに入れる。それって、一般の方々より活動時間がちょっと長いということになりはすまいか。なるであろう。

私のことを「暗い場所で黙っているとすぐに眠ってしまうのは、睡眠不足のせいではないか」とお考えの皆さまもいるだろうが、それはどちらかというと、のび太くん並の寝付きの良さが災いしてるのだと思う。

と、ここまで愚にもつかないことを書いてきたが、今年は多めに寝る宣言をしたい。健康と美容のために、のび太(私)、がんばる。

生きる喜び

心地よい音楽を聴くと、夢と現を行き来するドリームトラベラーになってしまうことがある。記憶が飛ぶほど夢の側に行くのは困るが、軽いトリップは癒しそのものだ。音楽の波に身体をあずけてユラユラと漂うイメージで、生の音楽でないとこの感じは味わえない。

最近はコンサート以外に、番組観覧でも生の音楽に触れることが出来て有り難い。これまで行った『題名のない音楽会』の観覧で、一番印象に残っているのはネマニャ・ラドゥロヴィチの回だ。彼の演奏に、私の目は釘付けになり、トリップを味わうどころではなかった。心を揺さぶられて揺さぶられて、たまらなかった。

旧ユーゴスラヴィア出身のセルビア人であるネマニャは、紛争下のベオグラードで14歳まで過ごし戦争を体験している。そんな彼の演奏は、超絶技巧のさなかでも一音一音を大切にしている。深い深い想いが伝わってくる。それは音楽への愛情であり、生きる喜びなのだ。

『シンドラーのリスト』を聴きながら、これほど哀しく甘い響きはないと思った。

↓2017年7月23日『題名のない音楽会』15分強

軽いトリップは癒しなんて言ってないで、今年はしっかりと音楽と向き合おう。そうしよう。

ちょっちょ
今年初のコンサートはサントリーホールでの東京都交響楽団。シェーンベルクのヴァイオリン協奏曲は難解でした。。。

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ちょっちょです。
4人の子どもと4人の孫に恵まれましたが、パートナーはおりません。たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん楽しんで、たくさん悩んだ波瀾万丈な人生。まだまだ面白がろうと思っています。
私が感じていることが、どなたかの心に響けば幸せです。
Ally(アライ)であることを表明しています。

※万覚帳(よろずおぼえちょう)とは、まだ余白がある帳面のことです。雑記帳、メモ帳